ホーム >> 6月特集「神保町は“チャイナ・タウン”食べ比べ 中華メン!」 >> エントリーNo.2 漢陽楼
ナビブラ神保町 2012年6月特集
“周恩来ゆかりの店”として知られている漢陽楼は、『周恩来 十九歳の東京日記』という本でもお店の名前が出てくるほど。また、「孫文粥」も有名で、胃が弱かった孫文は好んでこのお粥を食べたといいます。神保町と中国要人との深い関係が思い起こされますね。
〈主な食材〉
エビ、イカ、焼き豚、豚肉の細切れ、ウズラの玉子、白菜、ニンジン、青菜、たけのこ、きくらげ、ねぎ。
〈スープ〉
鶏ガラの塩味スープ
「五目そば」………………995円
中嶋真喜さん
(小川町の出版社勤務のOL)
スープまで飲み干す私のお気に入り!
漢陽楼の五目そばは、私にとって中国料理の原点。麺の上にたっぷりのった具材も味つけも、足りないものがないといつも思います。派手さはないけれど、ついつい頼んで、しみじみ“美味しいなぁ”とスープまで飲み干してしまうラーメンです。
周恩来さんも食べたんですって!
このメニューは、周恩来の生まれ故郷・江浙地方の家庭料理で、肉のうま味が凝縮され、シャキッとした青菜も彩を添えてくれます。周恩来も幼時から親しんだといわれる好物で、長じて身内の集まりでは、自ら振るまっていたそうです。
月琴&木彫りの彫刻
(左)真円の胴体に弦を張った中国伝統の楽器・月琴。坂本龍馬の妻・おりょうが愛用していたともいわれる。(右)お店のリニューアル前からある木彫りの壁掛け彫刻。毎日、磨いているうちにツヤが出てきて、見る人を和ませます。
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