ナビブラ神保町 2012年9月特集
文豪・夏目漱石も学んだ由緒あるお茶の水小学校。ここの学童野球チーム・お茶の水スリーアローズは都心のど真ん中で、週末の朝から心地よいキャッチボールの音や打球音を響かせています。
お茶の水スリーアローズは20年ほど前に、旧錦華小学校・小川小学校・西神田小学校の統廃合に伴ってできた学童野球チーム。現在、千代田区には8つの小学校があり、そのうち7校に野球チームがあります。子どもたちは地元・神保町界隈の商店の子弟が多く、親子2代に渡ってスリーアローズというケースも。昨年秋の東京23区の都知事杯大会では、堂々3位に輝いた実力チームです。
部員は現在27名(6年生7名、5年生8名、4年生2名、3年生4名、2年生6名、1年生は残念ながら0……。新入部員募集中だよ!)。練習は土・日の朝8時から始まり、昼食をはさんで夢の島東少年野球場や花小金井学園グラウンドへ移動し、練習の続きや試合を行っています。引率の保護者の皆さん、ご苦労様です! 子どもたちも感謝の気持ちを忘れずにね。
監督の矢嶋久雄さんは三崎町生まれの、代々この地に住んでいる生粋の江戸っ子! 名門・日大豊山高校野球部出身で同部のOB会副会長も務めています。チーム創設時から子どもたちの指導に情熱を注ぎ、ご意見番≠ニして若いコーチにもアドバイスを送ります。「子どもたちには野球を通して挨拶や礼儀を身につけてほしいのと、(練習は辛いけど)野球の楽しさを味わってほしいね」と熱い思いを語ってくれました。
↑将来を担う2年生、3年生も、ボランティアのコーチ相手にキャッチボール ↑校庭の端にプールがあって打球が飛び込みます。網ですくう保護者も慣れたもの(笑) →野球道具を整理整頓し、大切に扱うことがうまくなる第一歩。練習後は、ホレ、この通り!
スリ―アローズにはなでしこジャパン≠ノ負けないくらい元気で明るい女の子が5人います。お父さんやお兄ちゃんの影響で野球を始めたけれど、今では楽しくて仕方がない様子。キャッチボールやバッティングでも男の子顔負けの腕前。「将来は何になりたい?」というアンケートに(「プロ野球選手!」という答えを期待)、「カワイイ洋服の店員」だって! やっぱり女の子だね。
アンケートの結果は、“もちろん夢はプロ野球選手”という回答のほか、総理大臣、社長、画家、一般人(!!)まで多種多彩。床屋希望の子は跡継ぎかな!? 期待しているよ!
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ジャイアンツ
マリーンズ
スワローズ
タイガース
ベイスターズ
ファイターズ
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G坂本
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G阿部
G小笠原
G杉内
G長野
G高橋由
S由規
S畠山
Tブラゼル
M今江
M岡田
M福浦
L栗山
レンジャーズ:ダルビッシュ有
アンケートに回答中の男の子は、冗談をかまし合いながら相手の様子うかがい
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