10年ほど前、ビール酵母ダイエットなるものが、流行したらしい。「流行したのには、きっとわけがあるはず!」と早速ネットで検索しまくったところ、その方法は、粉末のビール酵母をヨーグルトに混ぜて食べると、おなかの中で膨張して満腹感が得られる、よって食事量を減らせる=やせるというものでした。「10kgやせた」「5kgやせた」などなどの体験談につられて、早速ビール酵母をゲットし、ダイエットを開始することに!
ヨーグルト1カップの中に黄土色のビール酵母を大さじ1杯(6g)入れてまぜまぜ。食べてみると、はっきりいっておいしくない! これだけを毎日、毎回食事代わりに食べるのはつらいので、朝食と夕食が21時以降になるときに、食事の前にこれを食べておなかを落ち着かせ、食事量を減らすという作戦にしました。その結果、量が少なかったのか、私のおなかが悪いのか……私的には、期待したほど空腹感は得られないというのが実感。でもおなかの調子を整えるのには効果があるのか、便秘はみごとに解消! その結果、ほんの少し体重は減ったけれど、この程度じゃあ、すぐ戻っちゃうだろうなぁ……。
ビール酵母を原料とした「エビオス錠」には、胃腸の働きをよくする働きがあります。粉末のビール酵母「クッキング用ビール酵母」は、調理時のかくし味として、また栄養補給のための商品として発売していますが、ダイエットのために食事制限をする際、不足しがちなビタミン・ミネラル・タンパク質などの栄養素を補うためにお使いいただいているお客さまもいらっしゃるようです。食品自体に脂肪燃焼効果や減量効果はありません。
マウスを使用した動物実験での段階ですので、人間にも同等の効果が期待できるとは限りませんが、乾燥ビール酵母を継続的に摂取することにより、血液中のインスリン濃度が適正に維持され、過剰な体重の増加が抑制されることは確認されています。
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