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    2012〜15年掲載

BAR ノンノン
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6月、否応なしに今年も自分の誕生日がやってきます。誕生月は梅雨なので子どものころから誕生日をインドアで祝ってもらうことが多かった(マックというのもありました)。
しかし、室内で読書をしながらお茶するのにもぴったりな季節です。今回は、妻と初めて神保町を歩いた時に観た映画が「森崎書店の日々」だったのですが、そのセットは今回ご紹介しますTAKANOさんの事務所だったのです。今回は、おいしい紅茶とお菓子の世界をご紹介します。

サブタイトル
メニュー写真

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メニュータイトルさっぱりとしたお茶にはこってりとしたチーズケーキ。逆にこってりとしたミルクティーを飲んだならば、あっさりとしたシフォン。お腹がすいているならば、クロテッドクリームとジャムを合わせてイングリッシュ・スコーンがおすすめです。スコーンの下に敷いてある陶器のお陰で、いつまでも温かく頂けます。その時の気分のお茶によって、お菓子を変えてみる楽しみも味わえるのです。



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メニュータイトルオーナーがその時々の旬の茶葉を輸入しているため、それ目当てに来店されるお客さまもいらっしゃるそうです。春摘みの一番茶であるファーストフラッシュは、瑞々しい香りと果物のようなさわやかな香りが特徴。茶葉はやわらかく、青々としています。旬を感じながら味わいたいですね。



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メニュータイトル紅茶専門店ならではの旬の茶葉やTAKANOさんオリジナルの茶器も店頭で買えます。特に、オーナーご自身がデザインしているという使い勝手の良いポットは、一か月に何百個も売れる人気商品。飽きのこないデザインと適度な重さ、しっかりと閉じる蓋がポイント。おみやげにもおすすめです。

夫コメント
◆紅茶とお菓子のマリアージュ!◆
  この連載でも、以前中国茶のご紹介の際に、お茶の日常性について触れましたが、こちらのオーナーの野健次さんはお茶の名産地でもある京都にご実家のゆかりがあるとのこと。「日常茶飯事」ということばがあるようにとても生活に密着したものではありますが、お茶が持つ強さから、日本茶にも干菓子、イギリスではイングリッシュ・スコーンというようにその国の風土に密着した食文化が形成されてきたのです。世界中を旅されて、さまざまな地域を見聞されてきたオーナーのこだわりがメニューの一つ一つに感じられます。ぜひ、お茶だけでなく、その紅茶に合ったお菓子とのマリアージュを楽しんでみてください。
妻コメント
◆神保町の老舗紅茶専門店◆
  神保町に住んで38年というオーナーが、紅茶専門店をオープンされたのは昭和49年のことでした。当時、神保町には喫茶店はたくさんありましたが、紅茶専門店はTAKANOさんが初めてだったそうです。そんなこともあり、開店当初のお客さんからの注文の9割は珈琲だったそう。今では注文の9割は紅茶だそうで、休日ともなればたくさんのお客さんで賑わっています。平日の午後は比較的ゆっくり飲めます。ケーキやスコーンは、毎朝粉とバターから作っているという本格的な自家製。ベストシーズンに輸入された旬の茶葉も、ホームページでもチェックできますよ。
イメージ
外観
店 名 :
TEA HOUSE TAKANO
住 所 :
千代田区神田神保町1-3
寿ビル地下1階
電 話 :
03-3295-9048
U R L :
オフィシャル
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