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    2012〜15年掲載

嘉賓 お茶の水店)
メイン写真

 4月はお茶の水、神保町界隈にも新人さんがランチや歓迎会に繰り出す姿を多く見かけます。今月は数多い中華料理店でも広東ではおなじみながら意外にほかのお店のメニューにはない一品が美味しい嘉賓をご紹介します。

サブタイトル
メニュー写真

メニュータイトル嘉賓といえば……というぐらいこのお店の代表的なお料理がこちら。中国では「撈麺(ラオミン)」と呼ばれるお料理で、具材はねぎと生姜のみ。それらを広東から輸入している麺と炒めて、オイスターソースと和えたおそばです。これがくると牡蠣ソースのいい匂いが食欲をそそらせます。ずっしりとこないけれど、いくらでも食べたくなる不思議な麺です。

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メニュータイトル  一般的に中国では焼き餃子よりは水餃子の方が日常的ではありますが、日本人は中華で焼き餃子を置いてあるととりあえず頼んでみたくなりますよね。大きめのこちらの餃子の中身の餡は白菜とひき肉をベースに数種類の食材を使っているそうですが、カリッと焼き上げた皮の内側のモチモチ感がたまりません。お約束の肉汁もたっぷりです。

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メニュータイトルこちらのランチは700〜850円にすべて収まっていて、ほとんどが2品の組み合わせたものをチョイスする感じになっています。こういう場合、たいがいは主役と脇役っていうのが、はっきりしてる感じですけど、こちらではたとえば、「牡蠣ソース和えそばと半チャーハンというように両方が主役級というのも多くて満足できます。しかも、ご飯のお代わり自由。

夫コメント
あの四谷の名店がお茶の水でも味わえます
  結婚してからめっきり外食が減ったものの、それでもわざわざ出かけて食べたくなるお店に四谷の嘉賓があります。青年の頃は四谷っていうと荒木町なんかのイメージで、大人の街ってイメージが強かったのですが、仕事の先輩などで四谷に行く機会が増えて行ってみると王道だけど美味い店が多くて、自分でも足を運ぶことが多くなりました。
  そんな四谷で、シンプルだけど一つ一つの料理が美味しいお店が嘉賓だったのです。 その系列店が2003年に地下鉄・新お茶の水駅の出口にあるビルにオープンしました。 メニューを見ると、シンガポールビーフンなどの東南アジアのお料理もあったので、伺うと、広東、台湾、東南アジアは大陸の南方系ということで人口の移動もあり、それぞれの地域のメニューも豊富においているのだそうです。何気なく、利用している駅だっただけに思わぬ発見です。では、メニューについていくつかご紹介します。
イメージ
外観
店 名 :
嘉賓 お茶の水店
住 所 :
神田駿河台3-2-1 新御茶ノ水アーバントリニティビル B1F