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    2012〜15年掲載

  専大前の交差点にいた。時計は16時を指している。朝から忙しくて、まだ昼食を食べていないんだよね。おなかが空いているし、このあともいろいろあるのでしっかり食べたいなと思ってふと見ると「てんや」があるじゃないか!
  よし、ここで天ぷら定食を食べていこう。神保町に戻って、「いもや」にも行きたい気持ちもあるけれど、九段下方面に用事があるので、この「てんや」が便利なのだ。店に入ると、こんな時間なのにほぼ満員。ランチタイムに食事をしない(もしくはできない)職種の人々が多い地域なのかなと考える。
  運よく手前のテーブル席が空いたので座り、メニューを見る。天丼500円や天丼+小そばの710円もいいけど、今回は天ぷら定食680円にしようと注文し、お茶を飲みつつしばし待つ。
  かくして定食登場。ほうれん草のお浸しもたっぷりついていて、醤油も添えられているね。まずは大根おろしと生姜を天つゆに入れ、ほうれん草に醤油をかけ、菊花しばという漬物をごはんの上に乗っけて準備完了。
  最初にワカメとネギが具のシンプルな味噌汁をいただき、ほうれん草でごはんを食べる。柔らかめに茹でてあり、醤油をかけたことで"おかず力"が強まっておいしいなあ。栄養もバッチリだ!
  続けて天ぷらに。まずインゲン。「てんや」の天ぷらはよく揚がっていておいしいけど、この店はとくにおいしい。サクサク天ぷらが天つゆにつけることでしっとりして、柔らかめに炊いたごはんをもりもり食べることができるよ。もりもり食べても、なんと「てんや」は、ごはんのおかわりができるのでエライのだ(当然お代わりしたよ)。

9月最初になるかなあ、竹書房から『お魚バンザイ!(仮) 』がいよいよ出ます。本書では焼き魚、煮魚、刺身、丼、寿司、中華系、洋食系など、様々な魚関係の定食を食べ続けました。築地の特集もあります。通ってみて改めてわかったけど、築地の"定食力"はとても強い。魚系以外でも魅力的な定食が実に多い。当然、まぐろ丼とか海鮮系もおいしいんだけどね。確かにシアワセな場所ですよ、築地は。

イメージ
外観
店 名 :
天丼 てんや 専大前店
住 所 :
神田神保町3-2
神保町サンライトビル