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    2012〜15年掲載

カリッ、トローリ、サクッの最高の焼き具合
平日の15時に入店して、先客がいなかったが…
  駿河台下のキッチンカロリーの3階にあるのが「ザ・ハンバーグ」。一度入って見たかったんだよね。2階には喫茶店の「古瀬戸」がある。ちなみにこの「ザ・ハンバーグ」は平日の14時から17時はドリンクもついているのだった。
  ということで、平日の15時にトントントンと階段を上って3階に。ドアを開けてまずは食券。やはりハンバーグランチ(820円)だなと、ボタンを押す。すぐに店のお兄さんに渡して、カウンターの隅っこに座る。飲み物は食後にホットコーヒーをもらうことにして、「ごはんは大盛りにしますか?」と聞かれたので、そうしてもらう。いいね。
  中途半端なタイミングのせいか、先客はいない。ウッディな店内は広くはないが、落ち着く感じだなと思っていると、水とスープが出てくる。
「大根おろし+ポン酢」のハンバーグは肉々しくておいしい
  スープをすぐに飲みたくなるが、ぜんぶそろってから食べようと、しばし我慢。木のテーブルには「The Hamburg」と焼印が押されている。そんなことを発見していると、ライスとメインが登場。ハンバーグと魚フライだ!
  おいしそうだなと思っていると、急に客がどんどん入ってきたよ。やはりタイミングだなと思いつつ、まずはスープ。肉、タマネギ、ニンジンなどが入ったコンソメ味で、飲むと落ち着くな。
  では、メインにいこう。ハンバーグはデミグラソースなどがかかっていなくて、大根おろしがついているだけ。これに卓上にあるポン酢(醤油もあるが)を入れて、切ったハンバーグをドブンとつけて食べると、肉々しくておいしい。ナイフで切ると透明の肉汁がジュワーと出てきていいねえ。
→「今月の今さん」に続く。
写真で見るよりも、実はボリュームがあります。

  ごはんもいい炊き具合で、続けて魚フライ。タルタルがかかっていて、さらにレモンを絞って食べる。衣はサクサクの揚げたてで、かなりご機嫌な味。満足しつつ、付け合わせの野菜に。ニンジングラッセ、インゲン、ポテトの三色構造。食べるとどれも野菜本来のおいしさをしみじみ感じる誠実な味だよ。やはり、おいしい洋食屋はこういうサイドもおいしいんだよなと感動しつつ、ごはんをパクパク食べたのであった。ああ、おいしかった。 『立ちそば春夏秋冬』、絶賛発売中だよ!



イメージ
外観
店 名 :
ザ・ハンバーグ
住 所 :
神田小川町3-10 江本ビル3F