「定食バンザイ」著者今柊二が行く!定食ホイホイ第130回 - ねぎし（お茶の水店）

:   暑い。死にそうに暑い（すみません、季節外れの暑い日の記録です）。元気をつけないとヤバい。ということで、お茶の水駅前の「ねぎし」に入ろう。肉がしっかり食べられて、なおかつ、ゆっくりできるお店として、ねぎしは貴重です。ランチはいろいろあるな。エレベーターで3階に行き、窓際の席に座らせてもらう。
  メニューを再度見て、未食の「鶏ジューシー焼セット」にしよう。850円。実は最初はカウンター席に座っていたが、なんだか熱気が充満していたので、席を移らせてもらったのだ。
  その際に私の不手際で、コップの麦茶をこぼしてズボンにかかってしまったが、すぐにお姉さんがタオルを持ってきてくれた。「大丈夫ですから」とお姉さんに告げる。素晴らしいホスピタリティだ。感心しつつ、再度麦茶を飲んでいると登場。
:   これはおいしそう！　まずはテールスープから。さっぱりとしているが、コクがある。肉もしっかり入っているし。続けて鶏。テリテリしていて、果てしなくおいしそう。4ピースあるな。まずは右端から。
  薄い皮はパリパリ。肉はジューシーで最高。受け止めてくれる麦飯もサクサクと食べ進められ、どんどんなくなる。でも大丈夫。ここ、ねぎしは麦飯がお代わりできるのだ。まずは2切れ食べてお代わり。大盛りでもらう。
  なぜ、大盛りでもらったのか。それはまだ3つの援軍がいるからだ。1つ目は「おみ漬け」。山形青菜（せいさい）のお漬物でサクサク。2つ目は「味噌なんばん」。味噌唐辛子で、これは辛くて食が進むのだ。そして3つ目が「とろろ」。これを最後に麦飯にかけて、さらさら食べるのだ。（→右上「今月の今さん」に続く）

もうね、肉食べて、麦飯食べて、とろろを食べるわけだから、それはパワーがもりもりとみなぎってきます。かくして、大盛りの2杯目を食べ終えた時点で、エネルギー満タン！元気になったので、会計をして灼熱の外に出ていったのであった。
ちなみに、10月に値段が改定されて、鶏ジューシー焼セットは900円になった模様。それでも、ランチが16時まで食べられるというのもなかなかステキ。そうそう、女性客も多いなぁ、ねぎしは。拙書、引き続き、よろしく！『ファミリーレストラン』光文社新書。

店　名 :: ねぎし（お茶の水店）
住　所 :: 神田駿河台2-6-11第87東京ビル3F
サイト :: お店のHP

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