「定食バンザイ」著者今柊二が行く!定食ホイホイ第158回 - 座１３５（神保町店）

:   三省堂書店裏手、吉本漫才劇場（神保町シアター）あたりを歩いていると、「GRAND TIME CAFE（グランタイムカフェ）神保町」というステキなお店があった! さらにランチも17時までやっていて、とてもエライな。よし！ここで食べていこうと入店し、窓際に座る。メニューを見て思案する。どうも千葉から来たお店のようだ。この房総ポークの生姜焼バラ肉にしよう。1000円。さらにコーヒーも＋150円でつけよう。コーヒーも同時に持ってきてもらう。ちょっと豪華なランチとなったな。店内はジャズが流れていい雰囲気。
  最初にスープと小鉢、続けてメインとごはん、そしてホットコーヒーがやってきた。これはものすごくおいしそうだ。まずはスープから。ニンジン、タマネギ、パセリの入った味わい深いスープ。いい。続けてメインに。立派な豚バラ肉がたっぷり。
:   肉にはキャベツ、キュウリ、トマトも添えられている。では、肉を。とても柔らかく素晴らしいおいいしさ。さらに肉の下には、もやし、ニンジン、タマネギが。これがシャキシャキで、肉の旨みがしみ込んでいる。いやあ、ご機嫌な生姜焼きですね。
  そして受けとめるごはんが、またおいしい。米がツヤツヤとしている。あとで店の人に聞いたら、千葉県産の多古米だそうだ。千葉のおいしい食材がこの店には集結しているのだな。そして小鉢は里芋の煮物。ホッコリとした味わいで気持ちがさらになごやかになる。肉も野菜も米もすべて最高でとても幸せな気持ちになりつつ食べおえる。では、今度は食後のコーヒーをいただこう。一口飲んでその深い味わいに驚く。これは、なんとトアルコトラジャとのこと。ひえぇ～。（今月の今さんに続く）。

トアルコトラジャが＋150円で飲めるなんて、本当にいいのか!? コーヒーカップも実にシャレているなあ。そう感心しつつ、店内の案内にあった“同店をインスタで紹介して、アイス（クリーム）をサービス”してもらう。ああ、食後のアイスはうまいよ。かくして、デザートまでついて、これで全部で1150円だったわけなので、結果としてはとても満足。オムレツパスタや唐揚げランチ、南インドの黒胡麻カレーなど他のメニューも気になるので、再訪しよう。『昭和平成令和定食紀行』(竹書房文庫)

店　名 :: GRAND TIME CAFE（グランタイムカフェ）
神保町店
住　所 :: 神田神保町1-19-1
サイト :: お店のHP

グルメ部の連載

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