- 幅広く柔軟なJazzの切り口と、徹底した音源追求、繊細かつ大胆なプレイを持ち味に、DJ/イベント企画、執筆活動を行う。全国各地から、スペイン、フジロックフェスティバル、BLUE NOTE TOKYO等に出演。日本のジャズ・レーベル、「TRIO」、「somethin'else」(EMI)、「DIW」(DISK UNION)のMIXCDを監修制作する。
-
@
Friends and Neighbors Ornette Live at
Prince StreetOrnette Coleman
ロフトとして開放したオーネットの自宅3F"アーティスツハウス"で、気心知れたチャーリー・ヘイデン(b)とデューイ・レッドマン(ts)を迎えてプライベート的に録音された1970年の作品。彼の作品としては珍しい歌入りの曲と、バイオリンをフィーチャーしたインストの2ヴァージョンを収録。 開放感に満ちた伸び伸びした演奏が◎♪
-
A
OneBob James
1974年ボブ・ジェーム名義のファースト・アルバム!収録の「Nautilus」は多くのヒップホップ系アーティストがサンプリングしてリヴァイバルも果たしました。ふわふわしたエレピの音とスリリングなベースの対比がとても印象的です。 ユージン・マクダニエルズ作の名曲、「Feel Like Making Love」のアレンジも最高!
-
B
Back To OaklandTower Of Power
通産4枚目の'74年作。特に、コーラス入りの込み上げ系ソウル「Can't You See」から、ファンキーなインスト・ナンバー「Squib Cakes」にかけての疾走感グルーヴ感は、これぞまさにタワー・オブー・パワー!この前後の作品、『Tower Of Power』('73)と、『Urban Renewal』('75)も必聴です!
-
C
Radio Music SocietyEsperanza Spalding
ジャズの様式も時代とともに変化しますが、21世紀はブラック・ミュージックが融合した自由な形が主になっていくのかも。 ほぼ自身の作詞・作曲で、ヒップホップ界の大スターQ-tipと共同プロデュースした本年度作。 ウェイン・ショーターの'85年作『Atlantis』収録の「Endangered Species」カヴァーも嬉しい。
東京JAZZ出演!
ベテラン2大アーティスト!
東京ジャズの季節がやってまいりました!超一流のアーティストが、東京国際フォーラムに集結するアジア最大級のジャズイベント!私もDJで出演する今年は9月7〜9日の3日間、いよいよ開催間近ということで、今年出演アーティストをピックアップし、完全独断で(笑)選りすぐりの作品をご紹介します♪まずは、オーネット・コールマン!言わずと知れたフリージャズの中心人物。フリージャズといっても彼は排他的なイメージではなく、時代と共に新しい音楽を追求していきた人。先入観なく聴けば、とても新鮮な感覚を覚えるはずです。特にオススメなのが、1970年録音の@。小気味よく跳ねるドラムと掛け声が飛び交う演奏で、これこそジャズのフリーダム!コミュニティー・ホールとして開放していたロフトでのアットホームで、臨場感溢れる雰囲気が伝わってくる作品です。そんなオーネットに対して、とても取っ付きやすく、都会的でスムージィーなジャズを広めたボブ・ジェームスも同じ舞台に出場します!彼の作品は70年代後半から日本でも流行したこともあり、目にする機会も多いのですが、何から聞いたらいいか不安な方にはまずはAを。1974年CTIレーベルからリリースされた彼のソロ第一弾です。フュージョンやスムースジャズに直接つながる大名作!クールな曲や、穏やかな曲などメリハリがあり、カヴァー曲が多いので彼の絶妙なアレンジを楽しむにうってつけの作品です。
ジャズ界注目の新人も、
あの、ファンク・バンドも!
そして、個人的に最もうれしいラインナップが、アメリカ西海岸オークランド発のファンク・グループ、タワー・オブ・パワー!彼らは1970年、アメリカで最も注目を集めていたフィルモアのライヴでジミ・ヘンドリクスの前座を務め、デビュー。分厚いホーン・アンサンブル、グルーヴ感満載のリズム・セクション、ソウルフルなヴォーカルが一体となったサウンドが特徴。私もジャズを聴く前から彼らのアルバムを集めてきましたが、特にB!この作品前後の1973年〜76年にかけての作品はどれも最高です!豪華なストリングス/ホーン/コーラス等が起用され、全盛期のメンバーでの安定した演奏が楽しめます。彼らのミドル〜スローなナンバーもソウルフルで素晴らしい!そして1984年生まれの女性ジャズ・ベーシスト/歌手エスペランサ・スポルディングのライヴは外せません!昨年はグラミー賞新人賞を獲得し、オバマ大統領夫妻も絶賛する若き人気スター!若い世代から、ベテラン・ジャズ・ファンも放っておかない今一番旬のアーティスト。一見これがジャズ?と思うかもしれませんが、懲りすぎず、気持ちいい音のリズム、ハーモニーを的確に捉えた演出にどんどん虜になっていくはず!現代らしく楽器の一音一音を高音質の録音で捕らえているのものいいですね。PVの映像美もトータルに楽しめる内容なので、生のエスペランサを見る前にYOU TUBEやDVD付最新作で予習してみては?
- 最終回: これぞジャズのスピリット♪
- 第34回: ヨーロッパ発の名門レーベルECM今昔♪
- 第33回: ジャズ新世代の来日ラッシュ!
- 第32回: 年末総集編・今を生み出すJAPAN GUIDE pt.2!
- 第31回: 年末総集編・今を生み出すJAPAN GUIDE pt.1!
- 第30回: たまには、ジャズもポップに大変身!
- 第29回: クラウド・ファウンディングって!
- 第28回: 今話題の・・・ジャズドラムVSエレクトリックミュージック!
- 第27回: ジャズ目線で勝手に(笑)FUJI ROCK FESTIVAL'14特集!
- 第26回: "今ジャズ"の注目ドラマー、クリス・デイヴ特集!
- 第25回: ユネスコのジャズ・デイ!豪華すぎる一夜!
- 第24回: 都会の夜のBGM≪アメリカン・クラーヴェ≫って知ってる?Part2♪
- 第23回: 都会の夜のBGM≪アメリカン・クラーヴェ≫って知ってる?♪
- 第22回: いますぐ見に行きたくなる♪日本のジャズ♪
- 第21回: ロバート・グラスパーのベーシスト、デリック・ホッジ。
- 第20回: ハッピーな年越しを祈って♪スウィング&ビッグバンド。
- 第19回: ちょっと気になるジャズの国 スペイン
- 第18回: 時代を映す4人の女性ヴォーカリスト♪ カントリー、ジプシー、クレオールとジャズ??
- 第17回: 誰でもわかる!?年齢別イスラエル・ジャズマン特集!
- 第16回: 現地ニューヨーク取材!ロイ・ハーグローヴやNYアヴァンギャルドな現場まで。
- 第15回: 夏フェス出演の“デヴィッド・マレイ”に迫る!
- 第14回: ラテンジャズとはいったものの・・・。
- 第13回: N.Y.の最先端を探せ!!
- 第12回: 今話題のロバート・グラスパーが参加する(&したい)注目作!
- 第11回: 大ジャズの世界遺産レーベル、ブルーノートの"今"を大特集♪
- 第10回: 大人の一週間!JAZZ WEEK TOKYO 2013特集♪
- 第09回: 新春豪華!ビッグバンド特集♪
- 第08回: 2012年リリース、日本人アーティストのオススメ作品♪
- 第07回: 晩秋とともに・・・今がアツイ!男性ヴォーカル特集♪
- 第06回: 日本のレーベル"スパイス・オブ・ライフ"を聴こう♪
- 第05回: 日本のレーベル、"ヴィーナス・レコード"特集!
- 第04回: 特集 東京JAZZ 2012!!
- 第03回: Chet Bakerを追え!
- 第02回: 梅雨のひととき…ジャズメンの第二のお仕事に想い馳せて
- 第01回: 新緑のモーニングタイムに聴きたいジャズ
店名・品名・メニューなど、お好きな言葉で自由に検索できます。
- 音楽
- 楽器
- CD&レコード
- スタジオ・ライブハウス
- アミューズメント
- カラオケ
- ゲームセンター
- ネットカフェ・まんが喫茶
- 卓球場