- 幅広く柔軟なJazzの切り口と、徹底した音源追求、繊細かつ大胆なプレイを持ち味に、DJ/イベント企画、執筆活動を行う。全国各地から、スペイン、フジロックフェスティバル、BLUE NOTE TOKYO、東京ジャズフェスティバル等に出演。日本のジャズ・レーベル、「TRIO」、「somethin'else」(EMI)、「DIW」(DISK UNION)、「Venus Records」のMIXCDを監修制作する。
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Without A NetWayne Shorter
2013年2月リリース。邦題、「ネットなしで。」イコール、「危険を承知で。」と訳される、ベテランのブルーノート復帰作!"ジャズは、ギリギリのパフォーマンスを楽しむものさ!"と言わんばかりのエキサイティングさは、ブルーノートという、ジャズマンの力量を最大限に引き出せる場所でこそ、味わえるスリルなのかも・・・。
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HeritageLionel Loueke
2012年リリース。1973年西アフリカのベナン生まれのギタリスト。奨学金でのバークリー音楽院経験を経てNY に拠点を移し、ハンコックの側近として、また学生時代の仲間との活動も精力的。ソロギターとヴォーカルによる『イン・ア・トランス』、アフリカ伝統音楽にジャズをミックスさせたエスニックなジャズ『ヴァージン・フォレスト』もオススメ!
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B
My True StoryAaron Neville
2013年1月リリース。デビューから50年以上経った今(70歳!)でも甘くとろける声が健在!彼が幼い頃から口ずさんできた懐かしの楽曲が勢揃い。世界の美しいものを後世に残したい、というドンの意欲が、まさに形になった名作。このブルーノート作品によってジャズが、ドゥ・ワップがもっともっと身近に感じられるようになりました。
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C
Black RadioRobert Glasper Experiment
2012年リリース。次世代のジャズマンから圧倒的な支持を得るピアニスト、ロバート・グラスパー。ジャズ側からというよりR&B側からアプローチしたジャズ性と、ブルーノートブランドが融合し新たなファンを生んだ重要作。最新作は、ヒップホップ界の人脈で再構築した本作のリミックス、『ブラック・レディオ・リカヴァード・ザ・リミックス』。
ブルーノートでジャズがわかる!?
あのベテランも復帰!
2013年早々ジャズが豊作!なぜかってあの有名レーベルがすごく元気だから♪そう、それはご存知ブルーノート☆ブルーノートレーベルは1939年、ドイツ出身のアルフレッド・ライオンによって、NYで創設されました。ジャズのイメージって、50〜60年のモダンジャズ(おしゃれなカフェや居酒屋さんでもよく流れてる、アノ音ですネ☆)が定着してますが、70年代は、レーベルのL.A移転にともなってフュージョン路線にかわり、そして'85年、EMIに買収され新生ブルーノートが復活した後2000年代はノラ・ジョーンズが大ヒットするなど、ジャズは時代とともに変化しています!そしてその変革はブルーノートとともに歩んできたようなもの・・・!歴史的名盤を数多く生み出し、今も新たなファンを生むブルーノートの今を知ればジャズもわかったと同然☆今回は、来年75周年にむけて盛り上がるブルーノートの最新作をご紹介します!先日2月にも「ブルーノートナウ2013」のコンベンションがあったのですが、2012年に就任したレーベル社長、ドン・ウォズや、第7回にご紹介したヴォーカリスト、ホセ・ジェイムズが豪華出演!!業界が湧きに湧いております!第一のニュースは、ジャズ界伝説のコンポーザー兼作曲者、ウェイン・ショーターがなんと43年ぶりにレーベル復帰作@をリリース!前回ご紹介したJAZZ WEEK TOKYOで待望の来日も果たします!
これもジャズ!?
今のブルーノート!!
ショーターは、アート・ブレイキーや、マイルス・デイヴィスと共にし、フュージョン期はウェザー・レポートを結成した重要人物。ソロ活動も勢力的な現役80歳!オールドなジャズファンから、これからの音楽ファンまでジェントルな世界を届けてくれます♪そしてAは、ピアニスト、ハービー・ハンコックが目をかけ、彼の率いるヘッド・ハンターズの一員として今大注目のギタリスト!彼は17歳でギターに目覚めますが、アフリカ出身の彼は弦の入手が困難だったため、自転車のブレーキを弦にして猛特訓したとか・・・。アフリカの伝統とジャズの融合を果たした躍動感ある一押し作品♪ブルーノートの躍進はジャズだけに止まりません!ジャズにとらわれず、R&Bスタイルの音も手中にあります。Bのローリング・ストーンズの一人、キース・リチャーズと、彼らのプロデューサーとしても知られる現ブルーノート社長、ドン・ウォズ直々手をかけた新作!ネヴィル・ブラザーズのヴォーカリスト、アーロン・ネヴィルが天使の歌声を披露する、ドゥ・ワップの現代作品です。アメリカのゴスペルの伝統を振り返るブルーノート解釈、これも新しいですよね!そして、グラミーベストR&B賞も受賞したCを忘れてはいけません。ブラックミュージックのひとつの歴史形成を担ったヒップホップ、そのジャンルを見事に昇華した今の音楽はまさにこれ!ジャズの未来を刺激する旬なジャズメンに今後も大注目です!
- 最終回: これぞジャズのスピリット♪
- 第34回: ヨーロッパ発の名門レーベルECM今昔♪
- 第33回: ジャズ新世代の来日ラッシュ!
- 第32回: 年末総集編・今を生み出すJAPAN GUIDE pt.2!
- 第31回: 年末総集編・今を生み出すJAPAN GUIDE pt.1!
- 第30回: たまには、ジャズもポップに大変身!
- 第29回: クラウド・ファウンディングって!
- 第28回: 今話題の・・・ジャズドラムVSエレクトリックミュージック!
- 第27回: ジャズ目線で勝手に(笑)FUJI ROCK FESTIVAL'14特集!
- 第26回: "今ジャズ"の注目ドラマー、クリス・デイヴ特集!
- 第25回: ユネスコのジャズ・デイ!豪華すぎる一夜!
- 第24回: 都会の夜のBGM≪アメリカン・クラーヴェ≫って知ってる?Part2♪
- 第23回: 都会の夜のBGM≪アメリカン・クラーヴェ≫って知ってる?♪
- 第22回: いますぐ見に行きたくなる♪日本のジャズ♪
- 第21回: ロバート・グラスパーのベーシスト、デリック・ホッジ。
- 第20回: ハッピーな年越しを祈って♪スウィング&ビッグバンド。
- 第19回: ちょっと気になるジャズの国 スペイン
- 第18回: 時代を映す4人の女性ヴォーカリスト♪ カントリー、ジプシー、クレオールとジャズ??
- 第17回: 誰でもわかる!?年齢別イスラエル・ジャズマン特集!
- 第16回: 現地ニューヨーク取材!ロイ・ハーグローヴやNYアヴァンギャルドな現場まで。
- 第15回: 夏フェス出演の“デヴィッド・マレイ”に迫る!
- 第14回: ラテンジャズとはいったものの・・・。
- 第13回: N.Y.の最先端を探せ!!
- 第12回: 今話題のロバート・グラスパーが参加する(&したい)注目作!
- 第11回: 大ジャズの世界遺産レーベル、ブルーノートの"今"を大特集♪
- 第10回: 大人の一週間!JAZZ WEEK TOKYO 2013特集♪
- 第09回: 新春豪華!ビッグバンド特集♪
- 第08回: 2012年リリース、日本人アーティストのオススメ作品♪
- 第07回: 晩秋とともに・・・今がアツイ!男性ヴォーカル特集♪
- 第06回: 日本のレーベル"スパイス・オブ・ライフ"を聴こう♪
- 第05回: 日本のレーベル、"ヴィーナス・レコード"特集!
- 第04回: 特集 東京JAZZ 2012!!
- 第03回: Chet Bakerを追え!
- 第02回: 梅雨のひととき…ジャズメンの第二のお仕事に想い馳せて
- 第01回: 新緑のモーニングタイムに聴きたいジャズ
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