- 幅広く柔軟なJazzの切り口と、徹底した音源追求、繊細かつ大胆なプレイを持ち味に、DJ/イベント企画、執筆活動を行う。全国各地から、スペイン、フジロックフェスティバル、BLUE NOTE TOKYO、東京ジャズフェスティバル等に出演。日本のジャズ・レーベル、「TRIO」、「somethin'else」(EMI)、「DIW」(DISK UNION)、「Venus Records」のMIXCDを監修制作する。
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Member's, Don't Git WearyMax Roach
1968年リリース。これぞ私のジャズ原点でもある大切な、大好きな一枚。黒人意識の高まりを見事に音楽として昇華した作品で、60年代後半の時代に生まれた力強さと憂いが感じられる名盤。唯一のヴォーカルナンバーは、アンディ・ベイが唄うタイトル曲。
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A
Lines of OppressionAri Hoenig
2011年リリース。教科書的なものではなく、感性で奏でるドラミングが評価を得ている1973年フィラデルフィア生まれの人気ドラマー。この作品の前作が、Live at Smallsとしてのリリースで、現地の挟間美帆さんも彼のリーダーライブはよくチェックすると言っていました。予測不可能な変則フレーズがやみつきになります!
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B
EarfoodRoy Hargrove
2008年リリース。HIPHOP/R&B路線のユニット、RH Factorも手がける次世代のトランぺッター。クインテットとしての本作は、美しいリリカルなバラッドが聞き所。都会的で、洗練された「間」を感じさせる音色にうっとり・・・。ライブでも演奏された「Strasbourg / St. Denis」が最高です!
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C
AccelerandoVijay Iyer Trio
2012年リリース。彼のルーツであるインド音楽的な変拍子を駆使した全く新しいピアノトリオ。本作は黒人音楽の歴史を追ったダンス・ミュージックをテーマに、デューク・エリントンのバレエ音楽「The River」から、マイケル・ジャクソンの「Human Nature」、そしてフライング・ロータスのナンバーまでもカヴァーしている!
ブルーノートと、
スモールズ
7月に訪れたニューヨーク。ようやく時差ぼけもなおりまして、最近は写真やインビューまとめの日々・・・。現地でのDJがメインだったんですが、第9回でご紹介したジャズ作曲家、挟間美帆さんのインタビューや、本場ニューヨークのジャズライブを取材するのも目的でした。せっかくなので今回は、私が体験した現地ライブを選りすぐってご紹介しちゃいます!まずは、ジャズと言ったらBLUE NOTEでしょ〜ということで行ってみました。ついつい構えて入ったら・・・ステージと客席が近くて全然気取らない雰囲気!でもメニューのデザインやブルーのテーブルもしっかりBLUE NOTE色で素敵。この日見たのは、シンガーでピアニストのアンディ・ベイ。日本ではDJカルチャーの影響もあって60〜70年代にかけたソウルフルな作品が知られていますが、90年後半にはメインストリーム・ジャズに回帰し高い評価を受けました。グラミー賞にノミネートされたこともあってアメリカでは日本以上にリスペクトされる存在てす。当日も客席満員!常連客のあったかい雰囲気の中、@のアンコールリクエストもあって感動〜♪ブルーノートがあるグリニッジ・ヴィレッジにはたくさんの小さなライブハウスが点在しているのですが、その中でも人気のスポットが、スモールズ。現地のジャズマンが幅広くモールがされていてLive at Smallsとしてシリーズ化されているライブCDも好評です。
ヴィレッジ・バンガードと、
ジョン・ゾーンの箱
この日みたのは、超個性的なドラミングが話題のアリ・ホーニグ。ドラムでメロディを奏でるなんて普通は信じられないでしょ?でもホントなんです。タム等を指で押さえて音程を変えながらアドリブまでやっちゃうなんて・・・!Aでぜひ確かめてみてください☆そして、スモールズから更に北上すると、ありました!ヴィレッジ・バンガード!ジャズの歴史とともに歩んできた名店ですね〜。ちょうどロイ・ハーグローヴの2ウィークライブ開催中で早速潜入〜。Bの流れを組む艶やかなレギュラークインテットの演奏でした。当日もBに参加しているジャスティン・ロビンソン(as)とのアンサンブルが絶品!最後は会場を一周してアンコールに応える姿も最高でした♪変わって場所はEAST SIDEへ。ニューヨーク・アンダーグラウンドシーンで人気のジョン・ゾーンが築いたライブハウスとしてカリスマ的な存在となっているストーン。ちょうどここでは毎週ごとにキュレーターとしてレジデントのミュージシャンを配置してライブを行っていました。その中にいたのがヴィージェイ・アイヤー。インド系アメリカ人ピアニストで最新作Cは日本のジャズシーンでも話題に☆ライブでもピアノとエレクトロニクスを使用した実験的な内容。作品にも参加しているマーカス・ギルモアのトリッキーなドラミングもたまりません!ニューヨークでのインド&イスラエル系ミュージシャンの活躍が今、とても注目されています♪
- 最終回: これぞジャズのスピリット♪
- 第34回: ヨーロッパ発の名門レーベルECM今昔♪
- 第33回: ジャズ新世代の来日ラッシュ!
- 第32回: 年末総集編・今を生み出すJAPAN GUIDE pt.2!
- 第31回: 年末総集編・今を生み出すJAPAN GUIDE pt.1!
- 第30回: たまには、ジャズもポップに大変身!
- 第29回: クラウド・ファウンディングって!
- 第28回: 今話題の・・・ジャズドラムVSエレクトリックミュージック!
- 第27回: ジャズ目線で勝手に(笑)FUJI ROCK FESTIVAL'14特集!
- 第26回: "今ジャズ"の注目ドラマー、クリス・デイヴ特集!
- 第25回: ユネスコのジャズ・デイ!豪華すぎる一夜!
- 第24回: 都会の夜のBGM≪アメリカン・クラーヴェ≫って知ってる?Part2♪
- 第23回: 都会の夜のBGM≪アメリカン・クラーヴェ≫って知ってる?♪
- 第22回: いますぐ見に行きたくなる♪日本のジャズ♪
- 第21回: ロバート・グラスパーのベーシスト、デリック・ホッジ。
- 第20回: ハッピーな年越しを祈って♪スウィング&ビッグバンド。
- 第19回: ちょっと気になるジャズの国 スペイン
- 第18回: 時代を映す4人の女性ヴォーカリスト♪ カントリー、ジプシー、クレオールとジャズ??
- 第17回: 誰でもわかる!?年齢別イスラエル・ジャズマン特集!
- 第16回: 現地ニューヨーク取材!ロイ・ハーグローヴやNYアヴァンギャルドな現場まで。
- 第15回: 夏フェス出演の“デヴィッド・マレイ”に迫る!
- 第14回: ラテンジャズとはいったものの・・・。
- 第13回: N.Y.の最先端を探せ!!
- 第12回: 今話題のロバート・グラスパーが参加する(&したい)注目作!
- 第11回: 大ジャズの世界遺産レーベル、ブルーノートの"今"を大特集♪
- 第10回: 大人の一週間!JAZZ WEEK TOKYO 2013特集♪
- 第09回: 新春豪華!ビッグバンド特集♪
- 第08回: 2012年リリース、日本人アーティストのオススメ作品♪
- 第07回: 晩秋とともに・・・今がアツイ!男性ヴォーカル特集♪
- 第06回: 日本のレーベル"スパイス・オブ・ライフ"を聴こう♪
- 第05回: 日本のレーベル、"ヴィーナス・レコード"特集!
- 第04回: 特集 東京JAZZ 2012!!
- 第03回: Chet Bakerを追え!
- 第02回: 梅雨のひととき…ジャズメンの第二のお仕事に想い馳せて
- 第01回: 新緑のモーニングタイムに聴きたいジャズ
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