- 幅広く柔軟なJazzの切り口と、徹底した音源追求、繊細かつ大胆なプレイを持ち味に、DJ/イベント企画、執筆活動を行う。全国各地から、スペイン、フジロックフェスティバル、BLUE NOTE TOKYO、東京ジャズフェスティバル等に出演。日本のジャズ・レーベル、「TRIO」、「somethin'else」(EMI)、「DIW」(DISK UNION)、「Venus Records」のMIXCDを監修制作する。
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Christmas with Kenny Ball and His JazzmenKenny Ball &
His Jazzmenケニーボール楽団として知られるイギリスのビッグバンドのクリスマス・ソング作品。ルイ・アームストロングとの共演やチャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚披露宴、日本の坂本九の「スキヤキ」をカヴァーしていたりとオールドスタイルのジャズをポピュラーシーンに浸透させた彼ら。「Wonderful Christmas Time」のポップセンスは抜群!
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A
Christmas Jazz JamWynton Marsalis
2009年リリース。現在ジャズを代表するトランぺッター、ウィントン・マルサリスのクリスマス・カヴァー集。クリスマス・アルバムとしては'89年にリリースされた『Crescent City Christmas Card』以来20 年ぶり。自身の10 ピース・バンドを率いて本格的にジャズ・アレンジを施した12 トラックを収録。
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B
April in ParisCount Basie & His Orchestra
1957年リリース。スウィング・ジャズの決定的作品!絢爛豪華なホーン・セクションで紡がれていく、明るくて力強くてちょっぴり繊細なメロディも魅力。3回繰り返されるエンディングもベイシーのサービス精神から?収録の「Corner Pocket」も茶目っ気あるスウィング名曲でおすすめ!YouTubeでの生演奏も必見です!
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C
First Time!Duke Ellington & Count Basie
1961年7月録音。プロデューサー、テオ・マセロがマイルス・デイヴィスの作品と同時期に準備していた、ゴージャスな企画盤。有名曲「A列車で行こう」の収録もさることながら「Battle Royal」の勢いある展開が見事!私もDJのときによくプレイしています。両オーケストラのアンサンブルが楽しめる貴重なスタジオ録音作品。
クリスマスソングのジャズ。
その大本命は・・・♪
今月はいよいよ年末年始カウントダウンということで・・・。イベント事にぴったりの選曲をご紹介しましょう☆というのも今年はパーティーなどのおめでたい会の選曲仕事をしていたこともあって、新しいジャズのチェックと合わせて、演出効果があるジャズがないかな〜とちょくちょくチェックしていたんです。そんなこんなでいろいろ試しているうちに、空間を豪華に、その場に居る人をハッピーな気持ちにさせてくれるのはビッグバンド、しかもオールドスタイルのジャズだな?という答えに行きつきました。歌詞やメロディが主張しすぎずメッセージ性がない、自然に溶け込みどんな人でも嫌みなく上品な気持ちにさせてくれる効果がある。ジャズの魅力のひとつだな、と痛感しました!まず最初にご紹介したいのがクリスマスナンバー。この時期の飲み会や、パーティー、お家のBGMとしての演出にぴったりなクリスマスソングでありながら、しっかりジャズしている!@はイギリスのデキシーランド・ジャズを代表するビッグバンドの演奏。聴きやすさと陽気さが合わさった文句なしの内容です!え?もっとジャズっぽさをアピールしたいって!?そんなジャズの玄人さんにはAを。現在のジャズ界で最も著名なミュージシャンの一人、ウィントン・マルサリスの腕がなる贅沢なクリスマスジャズです!普段聴きにも申し分ありませんね!こういうところからす〜っとジャズを知ってもらえたらとても本望です。
ハッピーな年明けをお約束♪
伯爵のスウィングジャズ!
常日頃、かっこいいジャズを追い求めているとつい忘れがちなのですが、こんな風にクリスマスソングを聞くと子供の頃の思い出が蘇ったりして、たまには季節を感じるナンバーを楽しむのも素敵ですよね。さて次は年明けのハッピーな一年を迎えるにふさわしい曲たちをご紹介しましょう。演出効果を狙うのにぴったりなのは、実はカウント・ベイシーなのではないかと思います。いろんなビッグバンドやムード音楽なども試してみたのですが、メロディがブルージーになりすぎたり、ストリングスが演出過剰に聞こえたり・・・。なかなか難しいもので。そんななか、Bのタイトル曲を聴いたとき、真っ先に"おめでとう!"と言いたくなるような明るくて美しいメロディにピンときました。ジャズの有名なスタンダードとしてたくさんのモダンジャズのカヴァーがあったためかスウィングジャズの原曲がむしろ新鮮でした。そうそう、この曲よ〜く最後まで聴いてみて。「ジングルベル」のフレーズに聞こえませんか?お次は個人的にフェイバリットのスウィング作品C。ビッグバンド界のスーパースター、デューク・エリントンとカウント・ベイシーのバンドが共演した企画作品で、右のスピーカーからはエリントン、左のスピーカーからはベイシーバンドの演奏が流れるスタジアム的な効果も!しかもこの作品、マイルス・デイヴィスのプロデューサーとして有名な、テオ・マセロの企画ってところがポイント高!
- 最終回: これぞジャズのスピリット♪
- 第34回: ヨーロッパ発の名門レーベルECM今昔♪
- 第33回: ジャズ新世代の来日ラッシュ!
- 第32回: 年末総集編・今を生み出すJAPAN GUIDE pt.2!
- 第31回: 年末総集編・今を生み出すJAPAN GUIDE pt.1!
- 第30回: たまには、ジャズもポップに大変身!
- 第29回: クラウド・ファウンディングって!
- 第28回: 今話題の・・・ジャズドラムVSエレクトリックミュージック!
- 第27回: ジャズ目線で勝手に(笑)FUJI ROCK FESTIVAL'14特集!
- 第26回: "今ジャズ"の注目ドラマー、クリス・デイヴ特集!
- 第25回: ユネスコのジャズ・デイ!豪華すぎる一夜!
- 第24回: 都会の夜のBGM≪アメリカン・クラーヴェ≫って知ってる?Part2♪
- 第23回: 都会の夜のBGM≪アメリカン・クラーヴェ≫って知ってる?♪
- 第22回: いますぐ見に行きたくなる♪日本のジャズ♪
- 第21回: ロバート・グラスパーのベーシスト、デリック・ホッジ。
- 第20回: ハッピーな年越しを祈って♪スウィング&ビッグバンド。
- 第19回: ちょっと気になるジャズの国 スペイン
- 第18回: 時代を映す4人の女性ヴォーカリスト♪ カントリー、ジプシー、クレオールとジャズ??
- 第17回: 誰でもわかる!?年齢別イスラエル・ジャズマン特集!
- 第16回: 現地ニューヨーク取材!ロイ・ハーグローヴやNYアヴァンギャルドな現場まで。
- 第15回: 夏フェス出演の“デヴィッド・マレイ”に迫る!
- 第14回: ラテンジャズとはいったものの・・・。
- 第13回: N.Y.の最先端を探せ!!
- 第12回: 今話題のロバート・グラスパーが参加する(&したい)注目作!
- 第11回: 大ジャズの世界遺産レーベル、ブルーノートの"今"を大特集♪
- 第10回: 大人の一週間!JAZZ WEEK TOKYO 2013特集♪
- 第09回: 新春豪華!ビッグバンド特集♪
- 第08回: 2012年リリース、日本人アーティストのオススメ作品♪
- 第07回: 晩秋とともに・・・今がアツイ!男性ヴォーカル特集♪
- 第06回: 日本のレーベル"スパイス・オブ・ライフ"を聴こう♪
- 第05回: 日本のレーベル、"ヴィーナス・レコード"特集!
- 第04回: 特集 東京JAZZ 2012!!
- 第03回: Chet Bakerを追え!
- 第02回: 梅雨のひととき…ジャズメンの第二のお仕事に想い馳せて
- 第01回: 新緑のモーニングタイムに聴きたいジャズ
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