- 幅広く柔軟なJazzの切り口と、徹底した音源追求、繊細かつ大胆なプレイを持ち味に、DJ/イベント企画、執筆活動を行う。全国各地から、スペイン、フジロックフェスティバル、BLUE NOTE TOKYO、東京ジャズフェスティバル等に出演。日本のジャズ・レーベル、「TRIO」、「somethin'else」(EMI)、「DIW」(DISK UNION)、「Venus Records」のMIXCDを監修制作する。
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LIVE @ TOKYOELEMENT 3
ライヴレコーディング&高音質配信プロジェクト「amp'box」の第一弾。日本ジャズシーンを引っ張る、丈青(p)、日野"JINO"賢二(b)、FUYU(ds)の3人によるトリオで、2012年2月、六本木のアルフィーにて行われたライヴ演奏。このレーベルでしか聴けない高いクオリティのライヴ録音シリーズは、今後も要チェックです♪
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A
4 AMShinpei Ruike
2013年リリース。2009年ソロデビュー以来4人編成だった自己のバンドにエレキ・ギターを加えた5人編成でリリースした最新作。70年代マイルス・ デイヴィスを彷彿させるクロスオーバーな音色が、荻窪のライブハウスvelvet sunに力強く響き渡る!類家心平の美音とパフォーマンスはやはり目で見て楽しみたいもの♪
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B
Visible/Invisible橋爪亮督グループ
2013年リリース。憂愁漂うスムースでメロディックなプレイで印象づけた前作から、ライヴならではのハプニングも期待しダイナミックに変化をつけた最新作。ドラムの音の奥行きや、楽器の音色も立体的に体感できる素晴らしい録音!心打つメロディと歯切れの良いリズムが次第にエモーショナルに展開していく「Park」は大推薦の一曲!
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C
national anthem
of unknown countryrabbitoo
2014年リリース。リーダー市野元彦(g)と同じく橋爪亮督グループの一員、佐藤浩一(key)、そして藤原大輔(ts)、田中徳崇(ds)、千葉広樹(b)の5人で結成されたラビット。ジャケットの印象のように形容不可能な音楽こそ21世紀の「ジャズの来るべきかたち」?CDの内側の5人の写真も絵画的で素敵なんです♪
丈青(p)、日野"JINO"賢二(b)、
FUYU(ds)と類家心平(tp)の
極上ライヴ♪
2月になりまして寒さもきびしぃ〜日が続きますが、そろそろ外に出たくなってるのは私だけ?家にいながらも、こういうの聞いちゃうとやっぱりライヴにいかなきゃってすごく思うんです・・・。そんな気持ちにさせられた4枚を今月はご紹介します!もちろん本場ジャズ黄金期の名盤を、今の最新技術でキレイに焼き直したCDで嗜むのもいいのですが、今身近で起こっている演奏はいまでこそ聴きたい!今回ご紹介するのは私の活動の場に近いミュージシャンの皆様で、日本のジャズを引っ張る粋な音楽を手がける方たち。しかもどれも録音に対してとても意識的で、ライヴの臨場感や音の質感の再現にこだわった逸品です。まずは、レコーディング・エンジニアでドラマーの山田ノブマサ氏による、ライヴレコーディング&高音質配信プロジェクトの@。いま話題のロバート・グラスパーの楽曲をカヴァーしていたり、別テイクでは第16回で紹介したロイ・ハーグローヴの曲をピアノ・バージョンで展開するなど選曲センスも抜群!トリオのライヴを奥行きのある録音で聴かせてくれます。続いてはエネルギッシュで熱いライヴが楽しめるクインテット作品A。レコーディングからマスタリングまですべての工程を、音質に定評のあるDSD (Direct Stream Digital) で手がけた作品です。密着した空間を埋めつくす迫力の音の粒!若々しさ溢れる演奏が目の前に広がります。
21世紀の「ジャズの来るべき
かたち」・・・日本のジャズの今!
続いては老舗でのライヴ演奏B。昨年好事家の間で高い評価を得ていたのが、橋爪亮督グループ通算3枚目のアルバム「Acoustic Fluid」でした。ECMのレーベル作品のような緊張感と浮遊感を持ち合わせた絵画的サウンド、そしてニューヨークのマーク・ターナーやカート・ローゼンウィンケルなど、彼らと同世代の音にも通じる洗練された音作りで話題となりました。そのリリースツアー最終日で演奏されたPIT INNでのライヴの模様を収めたのがこの作品です。すべてオリジナル曲で構成された、色彩感豊かで生々しいアンサンブル・・・。聴けば聴くほどに深みが増す作品です。この流れで期待の新作Cもご紹介しましょう。橋爪亮督グループのメンバーであるジャズ・ギタリスト、市野元彦をリーダーとする注目グループrabbitoo。ジャズシーンだけでなくポストロック、エレクトロニカのファンの間でも噂され、今か今かとアルバムリリースが待望されていました。制作期間約1年半を費やしてようやく完成したファースト・アルバムが、いよいよ2月26日に正式発売!こちらも、こだわり抜いた録音環境でレコーディングに4日間、延べ52時間をかけた自信作。しかもマスタリングには日本が誇るエンジニア、オノ・セイゲン氏が担当している贅沢な音質なのです!生演奏の素晴らしさを時が経ってもいい音で再現できる時代。だからこそ今しか体験できないライヴって貴重です♪
- 最終回: これぞジャズのスピリット♪
- 第34回: ヨーロッパ発の名門レーベルECM今昔♪
- 第33回: ジャズ新世代の来日ラッシュ!
- 第32回: 年末総集編・今を生み出すJAPAN GUIDE pt.2!
- 第31回: 年末総集編・今を生み出すJAPAN GUIDE pt.1!
- 第30回: たまには、ジャズもポップに大変身!
- 第29回: クラウド・ファウンディングって!
- 第28回: 今話題の・・・ジャズドラムVSエレクトリックミュージック!
- 第27回: ジャズ目線で勝手に(笑)FUJI ROCK FESTIVAL'14特集!
- 第26回: "今ジャズ"の注目ドラマー、クリス・デイヴ特集!
- 第25回: ユネスコのジャズ・デイ!豪華すぎる一夜!
- 第24回: 都会の夜のBGM≪アメリカン・クラーヴェ≫って知ってる?Part2♪
- 第23回: 都会の夜のBGM≪アメリカン・クラーヴェ≫って知ってる?♪
- 第22回: いますぐ見に行きたくなる♪日本のジャズ♪
- 第21回: ロバート・グラスパーのベーシスト、デリック・ホッジ。
- 第20回: ハッピーな年越しを祈って♪スウィング&ビッグバンド。
- 第19回: ちょっと気になるジャズの国 スペイン
- 第18回: 時代を映す4人の女性ヴォーカリスト♪ カントリー、ジプシー、クレオールとジャズ??
- 第17回: 誰でもわかる!?年齢別イスラエル・ジャズマン特集!
- 第16回: 現地ニューヨーク取材!ロイ・ハーグローヴやNYアヴァンギャルドな現場まで。
- 第15回: 夏フェス出演の“デヴィッド・マレイ”に迫る!
- 第14回: ラテンジャズとはいったものの・・・。
- 第13回: N.Y.の最先端を探せ!!
- 第12回: 今話題のロバート・グラスパーが参加する(&したい)注目作!
- 第11回: 大ジャズの世界遺産レーベル、ブルーノートの"今"を大特集♪
- 第10回: 大人の一週間!JAZZ WEEK TOKYO 2013特集♪
- 第09回: 新春豪華!ビッグバンド特集♪
- 第08回: 2012年リリース、日本人アーティストのオススメ作品♪
- 第07回: 晩秋とともに・・・今がアツイ!男性ヴォーカル特集♪
- 第06回: 日本のレーベル"スパイス・オブ・ライフ"を聴こう♪
- 第05回: 日本のレーベル、"ヴィーナス・レコード"特集!
- 第04回: 特集 東京JAZZ 2012!!
- 第03回: Chet Bakerを追え!
- 第02回: 梅雨のひととき…ジャズメンの第二のお仕事に想い馳せて
- 第01回: 新緑のモーニングタイムに聴きたいジャズ
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