- 幅広く柔軟なJazzの切り口と、徹底した音源追求、繊細かつ大胆なプレイを持ち味に、DJ/イベント企画、執筆活動を行う。全国各地から、スペイン、フジロックフェスティバル、BLUE NOTE TOKYO、東京ジャズフェスティバル等に出演。日本のジャズ・レーベル、「TRIO」、「somethin'else」(EMI)、「DIW」(DISK UNION)、「Venus Records」のMIXCDを監修制作する。
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philosophy of the secretOncenth Trio
2014年リリース。リーダー岩見継吾(b)、栗田妙子(p)、池澤龍作(ds)からなるピアノトリオで、業界人からの評価も高いミュージシャンズミュージシャン。様々な音楽性やアイデア、ユニークなサウンドを持つ新感覚ピアノトリオで、本作はオリジナル曲を中心とした3作目。私のMIX CDには「明日への光を」を収録しています!
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A
Memento吉田サトシ
2014年12月リリース。プロデューサーとしても注目されるギタリストの最新作。黒田卓也、クリス・バワーズ、マヤ・ハッチらを始め、本場ニューヨークを経験する新世代ミュージシャンがフィーチャーされた世界基準の今の音!ソウル、ファンク、ヒップホップが混じり合ったジャンルレスで心地よいグルーヴ感がたまりません!
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B
Nothin is easyEphemerals
2014年リリース。ニューヨーク生まれパリ育ちの黒人ヴォーカリスト、Wolfと、ソウル、ジャズ、アフロビートのシーンで活躍をするメンバーたちが集まったバンド、エフェメラルズのデビュー・アルバム。先行シングルから話題を受けて、ロンドンのスタジオで録音された豪華2枚組。リミックス・バージョンも多数収録。
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C
Perfect AnimalBecca Stevens
2014年リリース。前作よりもインディ・ロックのフィーリングが強い最新型ジャズ!フォーク/カントリー、アイリッシュ・テイストと、ブルックリン・ジャズのマナーを巧みに組み合わせた最先端のアメリカン・ミュージックとして各方面で絶賛です!彼女の透き通る歌声は唯一無二の存在。ミュージシャンたちからのオファーが絶えません!
まさに、
家事ジャズ!?
先月に引き続き、今月も今年の総集編!最新のおすすめ作品をお届けします!ちょうど先月この場を借りてご紹介した私のMIX CD「PIECE THE NEXT」が12/17発売されました!このジャズ部で逐一取り上げてきた曲がつまった内容で本当にこの機会があってこそ。感謝です・・・。先月もその中からのおすすめ曲をご紹介しましたが、もうひとつ取り上げたいバンドがあります!わたしのライナーノーツには、「まさに"家事ジャズ"」(笑)と表現した@。第27回の"FUJI ROCK特集"でご紹介したWuja bin binでドラマーを務めている池澤龍作氏も参加するピアノトリオで、コナなファンに絶大な支持を得ているレーベル、地底レコードからのリリースです。レーベルカラーとしては中央線ジャズといえる、昔でいうとアヴァンギャルド!フリージャズ!というアングラ感たっぷりのイメージですが、時代もかわってこのオンセントリオは、20〜30代が牽引する新世代の中央線ジャズ。ちょっと雰囲気が違います。曲名に「Inn風呂」と名付け、「インプロビゼーションの意味です。(温泉ですから)」とユーモアたっぷり。上の世代にはノスタルジックに思えることが、むしろ彼らには新鮮だったり、ポップな要素がむしろ逆説的なアイロニーだったり、価値観がぐるんと廻った結果、彼らの音楽は温泉に入るように楽しめるジャズ、台所でも聴けるジャズなんです!
NYメンバーの日本人最新作と、
年末の激推し2作!
年末も新しい作品がどんどん発売されてますが、この流れでぜひ取り上げたいのがA。お世話になっている六本木アルフィーさんから一推しミュージシャンとして教えてもらったギタリスト、吉田サトシ氏の最新作です。第25回で紹介したクリス・バワーズやブルーノートと契約した初の日本人、黒田卓也氏も参加した今旬の音!レコーディングは本場NYと、第22回で取り上げて私のCDにも収録されている音源元、amp;boxのベストな環境で行われています!更に海外からもGOODな作品が届きました。11月に発売されじわじわ話題を呼んでいるB。ヴィンテージ感溢れるポップ〜ソウル・サウンドで、実は最近ありそうでなかったテイスト。ジャズとしても楽しめる楽曲の良さが魅力です。この作品の話題から、日本でもこんなソウルフル・ヴォイスの若手がいるよとの情報が・・・!そのヴォーカリストは、河合卓人氏。彼のたぐいまれな歌声は日本でも話題になること間違いなし!これから注目です☆そして来年のBIGニュースを真っ先に!第18回で紹介した女性ヴォーカリスト、ベッカ・スティーヴンスが 1月に待望の来日を果たします!彼女の評価を決定づけた2011年作以降、待望のニューアルバムとなったのがC。ジャズの概念をネクストレベルに押し上げる話題作となりました。来年もこんな風にたくさんのニュースが生まれそう!2015年もどうぞよろしくお願いします♪
- 最終回: これぞジャズのスピリット♪
- 第34回: ヨーロッパ発の名門レーベルECM今昔♪
- 第33回: ジャズ新世代の来日ラッシュ!
- 第32回: 年末総集編・今を生み出すJAPAN GUIDE pt.2!
- 第31回: 年末総集編・今を生み出すJAPAN GUIDE pt.1!
- 第30回: たまには、ジャズもポップに大変身!
- 第29回: クラウド・ファウンディングって!
- 第28回: 今話題の・・・ジャズドラムVSエレクトリックミュージック!
- 第27回: ジャズ目線で勝手に(笑)FUJI ROCK FESTIVAL'14特集!
- 第26回: "今ジャズ"の注目ドラマー、クリス・デイヴ特集!
- 第25回: ユネスコのジャズ・デイ!豪華すぎる一夜!
- 第24回: 都会の夜のBGM≪アメリカン・クラーヴェ≫って知ってる?Part2♪
- 第23回: 都会の夜のBGM≪アメリカン・クラーヴェ≫って知ってる?♪
- 第22回: いますぐ見に行きたくなる♪日本のジャズ♪
- 第21回: ロバート・グラスパーのベーシスト、デリック・ホッジ。
- 第20回: ハッピーな年越しを祈って♪スウィング&ビッグバンド。
- 第19回: ちょっと気になるジャズの国 スペイン
- 第18回: 時代を映す4人の女性ヴォーカリスト♪ カントリー、ジプシー、クレオールとジャズ??
- 第17回: 誰でもわかる!?年齢別イスラエル・ジャズマン特集!
- 第16回: 現地ニューヨーク取材!ロイ・ハーグローヴやNYアヴァンギャルドな現場まで。
- 第15回: 夏フェス出演の“デヴィッド・マレイ”に迫る!
- 第14回: ラテンジャズとはいったものの・・・。
- 第13回: N.Y.の最先端を探せ!!
- 第12回: 今話題のロバート・グラスパーが参加する(&したい)注目作!
- 第11回: 大ジャズの世界遺産レーベル、ブルーノートの"今"を大特集♪
- 第10回: 大人の一週間!JAZZ WEEK TOKYO 2013特集♪
- 第09回: 新春豪華!ビッグバンド特集♪
- 第08回: 2012年リリース、日本人アーティストのオススメ作品♪
- 第07回: 晩秋とともに・・・今がアツイ!男性ヴォーカル特集♪
- 第06回: 日本のレーベル"スパイス・オブ・ライフ"を聴こう♪
- 第05回: 日本のレーベル、"ヴィーナス・レコード"特集!
- 第04回: 特集 東京JAZZ 2012!!
- 第03回: Chet Bakerを追え!
- 第02回: 梅雨のひととき…ジャズメンの第二のお仕事に想い馳せて
- 第01回: 新緑のモーニングタイムに聴きたいジャズ
- 2021年年月
「あぶらが好きさ」 - 2017年11月
「ナビブラ特集アーカイブ」 - 2015年10月
「第56回「東京名物・神田古本まつりへ行こう!」」 - 2015年09月
「残暑は汗をかいてブッ飛ばせ! 食べ比べ 酸辣湯麺」 - 2015年08月
「人の流れが神田錦町へ続々と! 憩いの広場、テラススクエアへ行こう!」 - 2015年07月
「祝8周年! 末広がりの面白さ 神保町花月」 - 2015年06月
「これなら雨の日が待ち遠しい!? 雨の日グッズ&サービスのあるお店」 - 2015年05月
「チャレンジャー達を応援! 新店舗さん、いらっしゃ〜い!」 - 2015年04月
「祝開店60周年! やっぱり「さぼうる」でサボるのが好きっ!」 - 2015年03月
「神保町の新トレンド! これってマジかぁ!? “缶バッチな人”増殖中!」 - 2015年02月
「乙女心をくすぐるスイーツパンの誘惑 メロンパン食べ比べ!」 - 2015年01月
「1年のはじまりは、ズルズルすすって、クイクイ飲もう! 新春は蕎麦屋で日本酒」