- 幅広く柔軟なJazzの切り口と、徹底した音源追求、繊細かつ大胆なプレイを持ち味に、DJ/イベント企画、執筆活動を行う。全国各地から、スペイン、フジロックフェスティバル、BLUE NOTE TOKYO、東京ジャズフェスティバル等に出演。日本のジャズ・レーベル、「TRIO」、「somethin'else」(EMI)、「DIW」(DISK UNION)、「Venus Records」のMIXCDを監修制作する。
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TENJason Moran
2010年リリース。同作はジェイソン・モラン率いるトリオ、Bandwagon結成10年目に当たる記念すべき作品でその名も「Ten」。なかでもジェイソンの師であるジャッキー・バイアードの「To Bob Vatel Of Paris」、セロニアス・モンクの「Crepuscule With Nellie」が絶品!ジャズの歴史が今に蘇る!
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All Rise: A Joyful Elegy for Fats WallerJason Moran
2014年リリース。ブルーノート・レーベル社長のドン・ウォズとミシェル・ンデゲオチェロの共同プロデュースによる最新アルバム。伝説のピアニスト、ファッツ・ウォーラーのトリビュートというテーマのもと、HIPHOPやR&B、ファンク、ソウルなどの幅広いジャンルの音楽を通して今の時代に彼の音楽を響かせるグルーヴィーな力作!
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My Life Starts NowMark Guiliana
2014年リリース。曲としての魅力が際立った彼の待望の初リーダー作。同時に即興演奏主体の30曲を収めた『Beat Music: The Los Angels Improvisations』も発売。この"Beat Music"名義の作品は、ミシェル・ンデゲオチェロも共同プロデュースし2013年に2作リリースされています。
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Nothing Has ChangedDavid Bowie
2014年リリース。デヴィッド ・ボウイの50年に及ぶキャリアを一つにまとめ未発表曲も収録した豪華コンピレーション。シングルカットもされた新曲「Sue(or In A Season Of Crime)」ではマリア・シュナイダー・オーケストラとともにマーク・ジュリアナが抜擢!タイトな新世代のドラミングがロックも伝統も越えていく!
ブルーノート・レーベル期待の
ピアニスト、ジェイソン・モラン!
新年あけましておめでとうございます!もうこの時期になるとすっかりお正月感も薄れていることかと思いますが・・・。そう、わたしも年始から気になるライヴがたくさんでスケジュール調整が大変!今月は、そんな特に見ておきたいライヴを中心に、旬の来日ミュージシャンをご紹介したいと思います!まずは、ピアニストのジェイソン・モランから。'75年米国テキサス州に生まれ、'99年以降名門ブルーノート・レコードからアルバムを9作発表しているピアニストです。彼のキャリアは90年代後半、ジャズの革新を目指すM-BASE派の中心であるグレッグ・オスビーの元から始まりその後更にチャールス・ロイドやポール・モチアンのバンドでECMレーベル周辺のファン層からも大きな支持を得ることになりました。ブルーノート、ECMときたら、ジャズの超売れっ子であります!彼の魅力は、ジャズの歴史を踏まえ、過去の偉大なジャズマンたちの手法をわかりやすく引用していること。例えばそれは、20年代の伝説のピアニスト、ファッツ・ウォーラーを敬愛し、スウィングするハーレムスタイルのピアノ奏法(ラグタイム奏法から発展したスウィングジャズやブルースなどでよく用いられるストライド奏法)を織り交ぜていることからもわかります。彼が注目されているのは、それをただの模倣でなく、変化させることに大きな意識を向けていることです。
新世代ギタリストと、
マーク・ジュリアナ!
近年のピアノトリオの@や最新作Aでその魅力が味わえますよ!ファッツの名曲「浮気はやめた」(Ain't Misbehavin')はAのハイライトで、ERIMAJや、クリス・ターナーといった新世代ジャズマンたちもカヴァーしました!そう、この流れでご紹介したいのがギタリストの、マシュー・スティーヴンスの来日。ジャマイア・ウィリアムスと、ベン・ウィリアムスとのトリオの構成ということで注目されています。たどってみれば第13回 でピックアップした4作品すべてに参加していました!名レーベルConcordからリーダー作もリリース予定だそうで、こちらも楽しみです。そして3月の来日を控えているのがブラッド・メルドー(p)とマーク・ジュリアナ(ds)のデュオ、メリアナです。昨年リリースされた『Taming The Dragon』で衝撃のエレクトリック・サウンドを提示し話題になりました。マーク・ジュリアナは、昨年12月の来日も記憶に新しいですね。その際オープニングのDJをさせてもらったのですが、新作Bをメインとした生演奏、素晴らしかったです!レゲエのリズムを豊富にとりいれたミニマルかつ硬質なサウンドで、曲ごとに音やタイミングの細かな質を変えて展開していく彼のドラムは、まさに最先端。なんとロックの大御所の新作Cでも聴くことが出来ますよ!ぜひチェックしてみてください♪
- 最終回: これぞジャズのスピリット♪
- 第34回: ヨーロッパ発の名門レーベルECM今昔♪
- 第33回: ジャズ新世代の来日ラッシュ!
- 第32回: 年末総集編・今を生み出すJAPAN GUIDE pt.2!
- 第31回: 年末総集編・今を生み出すJAPAN GUIDE pt.1!
- 第30回: たまには、ジャズもポップに大変身!
- 第29回: クラウド・ファウンディングって!
- 第28回: 今話題の・・・ジャズドラムVSエレクトリックミュージック!
- 第27回: ジャズ目線で勝手に(笑)FUJI ROCK FESTIVAL'14特集!
- 第26回: "今ジャズ"の注目ドラマー、クリス・デイヴ特集!
- 第25回: ユネスコのジャズ・デイ!豪華すぎる一夜!
- 第24回: 都会の夜のBGM≪アメリカン・クラーヴェ≫って知ってる?Part2♪
- 第23回: 都会の夜のBGM≪アメリカン・クラーヴェ≫って知ってる?♪
- 第22回: いますぐ見に行きたくなる♪日本のジャズ♪
- 第21回: ロバート・グラスパーのベーシスト、デリック・ホッジ。
- 第20回: ハッピーな年越しを祈って♪スウィング&ビッグバンド。
- 第19回: ちょっと気になるジャズの国 スペイン
- 第18回: 時代を映す4人の女性ヴォーカリスト♪ カントリー、ジプシー、クレオールとジャズ??
- 第17回: 誰でもわかる!?年齢別イスラエル・ジャズマン特集!
- 第16回: 現地ニューヨーク取材!ロイ・ハーグローヴやNYアヴァンギャルドな現場まで。
- 第15回: 夏フェス出演の“デヴィッド・マレイ”に迫る!
- 第14回: ラテンジャズとはいったものの・・・。
- 第13回: N.Y.の最先端を探せ!!
- 第12回: 今話題のロバート・グラスパーが参加する(&したい)注目作!
- 第11回: 大ジャズの世界遺産レーベル、ブルーノートの"今"を大特集♪
- 第10回: 大人の一週間!JAZZ WEEK TOKYO 2013特集♪
- 第09回: 新春豪華!ビッグバンド特集♪
- 第08回: 2012年リリース、日本人アーティストのオススメ作品♪
- 第07回: 晩秋とともに・・・今がアツイ!男性ヴォーカル特集♪
- 第06回: 日本のレーベル"スパイス・オブ・ライフ"を聴こう♪
- 第05回: 日本のレーベル、"ヴィーナス・レコード"特集!
- 第04回: 特集 東京JAZZ 2012!!
- 第03回: Chet Bakerを追え!
- 第02回: 梅雨のひととき…ジャズメンの第二のお仕事に想い馳せて
- 第01回: 新緑のモーニングタイムに聴きたいジャズ
- 2021年年月
「あぶらが好きさ」 - 2017年11月
「ナビブラ特集アーカイブ」 - 2015年10月
「第56回「東京名物・神田古本まつりへ行こう!」」 - 2015年09月
「残暑は汗をかいてブッ飛ばせ! 食べ比べ 酸辣湯麺」 - 2015年08月
「人の流れが神田錦町へ続々と! 憩いの広場、テラススクエアへ行こう!」 - 2015年07月
「祝8周年! 末広がりの面白さ 神保町花月」 - 2015年06月
「これなら雨の日が待ち遠しい!? 雨の日グッズ&サービスのあるお店」 - 2015年05月
「チャレンジャー達を応援! 新店舗さん、いらっしゃ〜い!」 - 2015年04月
「祝開店60周年! やっぱり「さぼうる」でサボるのが好きっ!」 - 2015年03月
「神保町の新トレンド! これってマジかぁ!? “缶バッチな人”増殖中!」 - 2015年02月
「乙女心をくすぐるスイーツパンの誘惑 メロンパン食べ比べ!」 - 2015年01月
「1年のはじまりは、ズルズルすすって、クイクイ飲もう! 新春は蕎麦屋で日本酒」