ナビブラ神保町 2015年1月特集
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「そばは春夏秋冬のうつろう色を、音を、響きを、そのまま伝えてくれる。(中略)そばも時代とともに、店舗も様式も変転する。しかし、その根底を流れる日本独特の情緒は、万人の胸から離れることはない」。そばの歴史から風俗まで、蕎麦博士が趣味人のためにつづった、ソバ通への招待。「そば、蕎麦、ソバ」と使い分けているところがニクい!
「そばの味」「そば汁」「そば道具」「看板と広告」「蕎麦粉」「蕎麦産地」から「蕎麦奇談」「蕎麦文芸」「そば風習」に至るまで、15分類600項目以上の言葉を収録。その執念たるや、半端ない! 蕎麦を啜りながら頁をめくりたい、味がしみ込んだ辞典。
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東京は浅草の老舗「並木藪蕎麦」の主人、故堀田平七郎がそば業界に、そしてそば好きの人々に遺した"江戸そばの神髄、その心と技"を語った1冊。いってみれば体育会系「蕎麦道」の書、まじめです!
「蕎麦もジャズも大人のもんだ!」「一期一蕎麦 あなたは蕎麦のある国に生まれたことを感謝する!!」という力強い帯のコピーが泣かせる。
日本初のミシュラン誕生! 読者狂喜、グルメ業界震撼の一冊! 日本蕎麦の章では「松翁」が堂々のランクイン! 「質・量ともに満たされた神田一の蕎麦屋」として"真っ当度★2.5"をいただきましたっ!
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平成26年でじつに73刷を数える、食通の文豪・池波正太郎の名著。「ひとりで町を歩いていて、ひとりで酒がのみたくなったら、私はまず蕎麦屋でのむ。そして、酒がのみたくなるような蕎麦屋が、東京にはまだ、いくつか残っていることは、まことにうれしいことだ」。異議な〜しっ!
古い本なので目次が面白い。曰く、「蕎麥禁制の寺」「吉原百人切とそば」「蕎麥屋の仇討」「蕎麥の本場は中野か」「ソバは獣類の嗜好物」「蛇酒入りのソバ」「更科と藪」……。写真は「落語とそば」の挿画。
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いまどき何が「ソ連」かと思ったら、杉浦日向子とともにソバ屋への愛を育む同好の士「ソバ好き連」の略。安くてうまい!ソバ屋の殿堂「神田まつや」、きどらない庶民性と冴える職人技「松翁」と、ここでも高評価!
今ふうのマンガで読むグルメ本。江戸前の天ぷらから、安くて美味しい市場めし、東京ラーメン、和スイーツ、各国料理まで食べ歩き! 「行かずに死ねない垂涎の37軒!」に、老舗蕎麦屋「神田まつや」の蕎麦湯が紹介されています。
資料提供/小野祥之(ビブリオ)
- 2021年年月
「あぶらが好きさ」 - 2017年11月
「ナビブラ特集アーカイブ」 - 2015年10月
「第56回「東京名物・神田古本まつりへ行こう!」」 - 2015年09月
「残暑は汗をかいてブッ飛ばせ! 食べ比べ 酸辣湯麺」 - 2015年08月
「人の流れが神田錦町へ続々と! 憩いの広場、テラススクエアへ行こう!」 - 2015年07月
「祝8周年! 末広がりの面白さ 神保町花月」 - 2015年06月
「これなら雨の日が待ち遠しい!? 雨の日グッズ&サービスのあるお店」 - 2015年05月
「チャレンジャー達を応援! 新店舗さん、いらっしゃ〜い!」 - 2015年04月
「祝開店60周年! やっぱり「さぼうる」でサボるのが好きっ!」 - 2015年03月
「神保町の新トレンド! これってマジかぁ!? “缶バッチな人”増殖中!」 - 2015年02月
「乙女心をくすぐるスイーツパンの誘惑 メロンパン食べ比べ!」 - 2015年01月
「1年のはじまりは、ズルズルすすって、クイクイ飲もう! 新春は蕎麦屋で日本酒」