ナビブラ神保町 2015年1月特集
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神社の暦帖で「翌日の大安もいいが、開店するなら20日もいい」という記述に背中を押され、2013年11月20日に縁起を担いで開店。店名の「梅三」は、てっきり店主の名前かと思いきや、「うちの蕎麦と日本酒は"うめーぞぅ"!」という洒落らしい(笑)。また、店主(石井正之さん)の家紋が「丸+三」なので、「丸」を「梅の花びら」に変えて「梅三」にしたというわけ。
そしてお店を切り盛りするエース、イケメン料理長の宮崎智大さんは店主の娘婿。江戸蕎麦の伝統を守り続けている銀座の某老舗店で修業を積んだというから本格的だ。
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日本酒は店主の生まれ故郷、神戸・灘の酒屋のほか、都内や千葉の酒屋、酒蔵を回って店主と料理長の味覚にかなう珍しいお酒を調達。中でも灘の「櫻正宗」は味にブレがなくて、安定している逸品とのこと。
また、イケメン料理長のおすすめは、長野県小布施のワイナリーで作った、麹の香りが芳しい日本酒『ソガペール・エ・フィスNEUF 2013』(小布施酒造)。まろやかな香りと味もさることながら、響きもラベルもおしゃれ! どこから見てもワインじゃない、これ?
おつまみは、定番の「板わさ・卵焼き・焼き海苔」のほか、蕎麦の実がふりかけてある「ポテチサラダ」や串焼きではない「焼き鳥」がよく出るそう──お酒がクイクイすすみそうですね。
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テーブル席だけ(26席)のこじんまりした店内ですが、トイレが「男・女」「女」と、女性専用があるのは嬉しい配慮。また壁面には、知り合いのカメラマンが季節ごとに撮影した素敵な風景写真が飾ってあります。こんな雰囲気作りがあるので、ランチでも夜でも、女性のグループやおひとり様が来店するのも納得です。
お店の入口付近では、実際に蕎麦を手打ちしているところを見ることができるので、旬の肴とこだわりの日本酒で、しばし"蕎麦談義"をするのも乙なもの。週末は混むので早めに予約したほうがいいかも。
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住 所:神田神保町1-62平川ビルB1
TEL:050-5871-7894
営 業:11:30〜14:30、
17:00〜22:00(L.O.21:30)、
土/11:30〜16:00
(L.O.15:30)
定休日:日・祝
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